
世界最高峰のフットボール選手の一人に数えられれるクリスティアーノ・ロナウド選手の功績をたたえる特別展示「CR7 LIFE Museum」が7月7日、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の「K11 Musea」(6/F., K11 MUSEA, K11 Art & Cultural Centre Kunsthalle, Victoria Dockside, 18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong TEL 3892 3890)に登場する。
博物館名に使用している「CR7」は、クリスティアーノ・ロナウドの頭文字と代名詞的な背番号7の組み合わせ
香港は7月26日にリバプール対ACミラン、7月31日にアーセナル対トッテナム・ホットスパーという、世界的に知らるサッカーチームが「啓徳体育園(Kai Tak Sports Park)」の主場館(Main Stadium)で親善試合を行うことが決まっており、香港のサッカーファンは盛り上がりを見せている。既に銅鑼湾(Causeway Bay)の時代広場(Times Square)にも3000平方フィートの特設ショップがオープンした。シャツ、香水、文房具などを販売している。
2000年代前半から長らく世界のトッププレーヤーだったポルトガル人のロナウド選手にまつわる特別展示「CR7 LIFE Museum」の「CR7」とは、名前の頭文字と、マンチェスター・ユナイテッド在籍時に付けていた背番号が7であったことに由来する代名詞的な番号を組み合わせたもの。
尖沙咀の展示会場の広さは1万2000平方フィート強で、生まれ故郷のマデイラ諸島時代から、サッカーチームのスポルティングCPから、マンU、レアル・マドリッド、ユベントス、現在のアル・ナスルまで、ほぼチームごとのセクションに分かれており、キャリアを網羅する内容に仕上げた。
そのキャリアに同期するような形で、UEFAチャンピオンズリーグで優勝した時のメダル、各所属チームで優勝した時のトロフィー、世界最高の選手に贈られる賞で5回受賞しているバロンドールのトロフィーも展示する予定。没入感のある映像を使ってサッカー選手としてのロナウド選手のプレーの「すごさ」を感じられるようにしているほか、等身大のレプリカも用意。写真を一緒に撮影できるブースを設ける。
ユニークな点では、ユーチューブ配信用の専用スタジオも設け、追加料金を払えばコンテンツ制作に利用することも可能。オフィシャルショップも開設し、さまざまな記念品のほか限定品も販売する。
開催時間は10時~22時。入場料金は、大人=180香港ドル、子どもとシニア=150香港ドル。VIPチケットも用意。4,000香港ドルの高額チケットでは、開幕2日前にいち早く入場できるほか、ロナウド選手直筆の10枚のTシャツのうち1枚が当たる抽選会に参加できる。ほかにも2,500香港ドルと1,500香港ドルの入場券も用意した。料金によって内容は異なるが、ガイド付きツアー、限定グッズ、ユーチューブスタジオへのアクセス、記念写真などが含まれている。チケットは、K11の公式サイト、Klook、Trip.comで販売している。9月30日まで。